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幸福とは何か?


生まれてきたからには、今更もと(生まれる前の状態)には戻れません。それを嘆いても始まらない。ならば、今この世で幸せになればいい。では、どうすれば幸せになれるのでしょうか?

そのためにはまず、幸せとは何かを厳密に定義する必要があります。世の中の人の多くが不幸なのは、この幸せとは何かについて何も知らない。または誤解しているからに他なりません。
この世の中の大部分の人は、自分が幸せではないのにただ「わたしは幸せだ」と思い込んでいるだけなのです。
なぜなら、幸せとは何かを知らないのに幸せになれるはずがないからです。ここで幸せとは何かを正しく知れば、あなたはきっと幸福になれますよ。この青山が保証します。
「そんな簡単に幸せになれるのか?」と疑問を持たれる方もいると思います。あるいは宗教の勧誘のようなイメージを持たれる方もいるかもしれません。
何度も言いますが、これは宗教では決してない。「宗教じゃなければ何なんだ?」青山がここで語るのは宗教とは正反対のこと、それが科学です。
「宗教と科学とどう違うんだ?」 それは後ほど詳しく説明します。ただ、覚えておいてほしいことは、宗教と科学はこの世界の両極に位置しており、何から何まで正反対。
宗教は一人一人の人間の心の問題、だから科学では扱えません。科学はあくまで客観的事実に基づいた現実の問題に対処する方法なのです。
宗教と科学の決定的な違いは、宗教は単に自分一人が"幸せになったような気分"を味わっているだけのもの。それに対して科学は実際にこの世界において(自分にとって)幸せな状態を実現できるというもの。
この科学とは何かを正しく知ることが、この「科学概論」のただ一つのテーマなのです。恐らく、この科学とは何かについても多くの人が誤解していると思いますよ。
その前に、「幸せとは何か」について、すなわち幸福の厳密な定義についてお話します。
世の中には、名前の知れた人とか、成功した人とか、幸福を掴んだ(と言われている)人たちがいますが、彼らが幸福になれたのは単なる偶然でしょう。だから成功した人を見ても、凄いとも偉いとも思いません。ただの馬鹿にしか見えない人もたくさんいます。
人間は、幸福とは何かを知って初めてその幸福実現のために努力するのです。それを知らないのに(幸福とは何かを厳密には知らないのに)、たまたま幸福になれたのなら、それは実力ではなくただの運でしょう。
もし、今なんか嬉しいな、楽しいなという気分になれたら、それは犬の背を撫でてやったら喜ぶのと同じ。単なる動物としての習性です。人間にとっての幸せとは、その幸せとは何かを明確に悟って初めて得られるものだと思います。

では、次に幸せ、つまり「幸福」というものを厳密に定義してみましょう。

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