山頂で会いましょう

トップへ戻る 登山の記録へ戻る

天目山(東京都・埼玉県)


この山の名前を知ったのは小学生の時。社会科の授業で東京都(青山は東京育ち)の地図を見たときです。なんとなく名前が高そうな感じ。実際は1500メートルほどです。別名、ミツドッケ。3つのピークがあるという意味です。実際3つあります。
あまりメジャーな山ではないので、山頂へ登る道が分かりにくい。事前にインターネットで調べていきました。最近はインターネットのおかげで山の情報がとても豊富。一昔前とくらべて本当に便利になりました。
最初の登山は2007年5月。
JR青梅線終点奥多摩駅で下車。駅を出たところにバスが止まっています。東日原行バスに乗り終点へ。バス停横にはトイレがあります。蕎麦粒山(そばつぶやま)方面の登山口が少しわかりにくい。車道を逸れたガードレールの外側に入ります。(標識があるのでわかるかと)
そこから先は山の一本道。最初はジグザグの急な登り。やがて尾根(ヨコスズ尾根)に沿っての登りが続きます。多少のアップダウン。それほど急ではないため疲れません。
尾根を登り詰めた先が「一杯水避難小屋」。近くに水が湧いているということでこの名がつけられたらしい。小屋の所から天目山への登山道があるのですが、最初はわかりませんでした。酉谷山方向の道を進み右横に山頂へ向かう登り口を見つけました。小さいピークのアップダウンを続けながら山頂へ。
山頂は小さな三角点があるだけ。誰もいません。眺めはまあまあです。
下山は避難小屋の方向へ。多少急な登りがありましたが難なく超える。途中高齢者夫婦の登山者に出会い、山頂への道を教えました。道は確かに避難小屋の後ろに出ることが分かりました。
続いて2015年5月。調度ゴールデンウィーク。
川苔山登山口で有名な川乗橋バス停で下車。林道を少し進んだところで、「鳥屋戸尾根」に入ります。(小さな標識があるのでわかります)
この道は一般登山道ではないらしい。ガイドブックには記載されていません。登山地図で見ると、実線ではなく点線(難路と言う意味らしい)になっていました。尾根に入ってすぐ出会った女性4、5人のグループを追い越し、急な尾根に取り付きます。尾根に上がってからもっぱら尾根に沿って進みます。途中少し道が不明瞭になり、急な下りに出会って道の間違いに気づきました。後々地図を見ると、その場所には「迷」のマーク(ここは迷いやすいという印)がありました。
滅多に使わないGPSを取り出し、少し戻って道を確かめました。道はそこで直角に曲がっていました。小さなリボン(登山道を示すピンク色の)がそちらの方に付いていました。見逃した!失敗です。登山で悔しい思いをするのはこの時だけです。でも、これがいい勉強になるのです。
この道の折れ曲がり、後から来る女性のグループは迷わいか?多少心配しながら道を進みます。やがて蕎麦粒山のまき道に出ました。そこから一杯水避難小屋に向かい、小屋の背から天目山の山頂へ。帰りは、ヨコスズ尾根を下って東日原のバス停へ。

以下、2007年5月に登った時のもの
写真1 一杯水避難小屋
写真2 小屋の内部   
写真3 山頂の三角点 
写真4 鷹巣山方面   

    
メール