山頂で会いましょう

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高川山・九鬼山・岩殿山(山梨県)


登った時期は開いていますが、高川山とその近くにある九鬼山、岩殿山を併せて記します。
前回福井の荒島岳を登ってからしばらく登山をしなかったようで間が開きましたが、翌年のゴールデンウィーク、山梨県の高川山に日帰りで行きました。JR大月駅から徒歩。河口湖方向に向かう車道を富士急行線に沿って進みます。途中右に折れて、川口湖方面の高速道路の下を潜り、リニアモーターカーの実験線路が見えてきたら、右に折れます。集落を抜けて登山口へ。入り口に「熊注意」の看板。そこから緩やかな上りに入ります。途中からジグザグの急な上りを越えて山頂へ。
眺めはまあまあ、連休中とあって大勢の人でにぎわっていました。
下山はJR中央線の初狩駅へ下りました。この年のゴールデンウィークは、百名山の大台ケ原にも登りました。その話はまた別の機会に。
続いて約1年後。今度は九鬼山です。
JR大月駅から富士急行線に乗り禾生駅で下車。大月方向に車道に沿って少し戻ります。落合水路橋の近くで川を渡り、住宅地を高川山とは反対の東側の山の方に向かいます。ほどなく登山口へ。最初緩やか最後は急登ですが、1000メートルに満たない山は休まず一気に登る。
そして山頂。そこから尾根に沿って下ります。途中どこからか熊鈴の音が聞こえてきましたが、先を見ても誰もいません。このときは気の精かと思いましたが、それからしばらくして前を行く団体さんを見つけました。山では近くで人の話し声が聞こえたりしますが、姿が見えません。周りを木々が覆っているから分からないのですが、意外に近くに人がいるのです。団体さん(山ではよく出会う中高年のおじさんおばさん)を追い抜くのは大変です。道は細くて一人しか歩けません。何とか早足で全員抜きました。
さて礼金峠から田野倉方面には降りず、さらに尾根を登り返してJR猿橋駅に向かいました。その先はめっきり登山者の数も減りました。下りてきた人が「蜘蛛の巣を払っておいたから」と言っていましたが、人が余り歩かない道は蜘蛛の巣がたくさん張られています。以前藪の道を進んで上着が蜘蛛の糸だらけになったことがありました。蜘蛛の糸はなかなか取りづらいのです。
先を進んで岩の断崖に出ました。足下は千尋の谷?(大げさ) こんな崖には近づかない方が無難です。さらに進んで「御前山」、「神楽山」を越えて、猿橋駅到着。
その年の冬、今度は大月駅前の岩殿山に登りました。標高は低い。前回登った九鬼山から見下ろせるほどです。昔のお城(岩殿城址)の後です。大月駅から国道を越えて、階段を登り、分岐を右に進むと本丸のあった頂上にたどり着きます。下山は先ほどの分岐を右に進み、稚児落としの崖横を通過して、最後はジグザグの急坂を下って民家の傍らに出ました。

写真1 高川山山頂      
写真2 高川山から富士  
写真3 九鬼山山頂    
写真4 岩殿山       
写真5 岩殿山の烽火台跡
写真6 岩殿山から富士  
写真7 稚児落としの断崖 

    
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