山頂で会いましょう

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大岳山(東京都)


今回は奥多摩の大岳山です。
奥多摩三山の中で一番低い山です。御岳山の隣なのでセットで登ることもできます。
2008年8月。
JR青梅線御岳駅から徒歩です。御岳山に上がるケーブルカーの下の道を歩きました。御岳神社には寄らず、養沢川方面へ。途中の綾広の滝に出ました。こんな山の上でも水量が豊富です。芥場(あくば)峠まで来たところで疲れました。少し休んで奥の院方面からの道と出会い、さらに大岳山方面へ向かいます。
やがて大岳山荘の前に出ました。ガイドブックには「東京の夜景がすばらしい」とあった山荘もどうやら閉鎖されているようです。山荘からは急登です。ようやく山頂到着。数人の人がいました。
今まで曇り空でしたが、山頂ではついに降ってきました。雷も心配です。早々下山開始、帰りは鋸山を経由して奥多摩駅方面です。
雨が強くなる。青山は普段雨具を身につけることは滅多にありません。多少の雨ならすぐに止むと決めて、雨具を取り出さないのです。実はリックから取り出すのが面倒だからです。少しぐらい濡れても気にしません。しかし今日の雨は止む気配なし。このままだとずぶ濡れ。仕方なく取り出しました。途中鋸山のピークに差し掛かるところで、御前山方向への分岐がありました。恐らく巻き道もあるでしょう。この時点で疲れていたため、巻き道を通りたいところですが、もし巻き道がなかったらまたここに戻ることになります。それが嫌で、足がガクガクでしたがピークを越えることにしました。(ここは巻き道もありますが、いずれにしても登らないといけない。)
鋸山を過ぎて、その先は下り一方。いつしか雨も止んでいました。
最後の登り、奥多摩駅への最短コース「愛宕山」に出ました。足の疲労も頂点に達していたことから、このピークを見て「もう登りたくない」。そこで左の車道を下るコースをたどりました。
2015年10月。
前回登ったとき芥場峠から左の道が意外に広く気になっていたため、道はどこから続いているのだろうと地図で調べてみました。どうやら上養沢の辺りから立ち上がっているサルギ尾根のようです。今回はそこを経由して奥多摩に下るコースです。
JR五日市駅からバスで、大岳鍾乳洞入口で下車。(注)
さて、まずは急な立ち上がり。(一般に尾根に取り付くところは急)その後は尾根に沿って歩きます。アップダウンも比較的緩やかな尾根です。
やがて地図に示してあった通り前回来た芥場峠に出ました。その後大岳山山頂を経由して奥多摩駅方面へ下山。今回は愛宕山のピークを越えました。そこには愛宕神社があります。最後の下りは神社の急かつ長い石段です。この石段転んだら大変ことになるでしょう。手すりにつかまりながら慎重に下りました。そこから奥多摩駅はすぐです。
年が変わって2016年4月。
4月になり足慣らしに登りました。少しきついといわれている「馬頭刈(まずかり)尾根」です。
前回と同じくJR五日市駅からバスで、今度は「軍道(ぐんどう)」ということろで降ります。
尾根はやはりアップダウンがあってややきつい。しかも前回よりも長いです。大岳山の背後に回って、大岳山荘に到着。ここまでで足はかなり痛くなっていました。歩くのが難儀。やはり年はじめは筋肉痛やらがすぐに出ます。足をかばいつつ急なピークに上りました。これが3度目の登頂。
帰りは御岳山方面へ。綾広の滝方向には向かわず、以前から気になっていた「奥の院」方向へ。「奥の院」というから何か立派な宗教施設かと思ったら、山の上に小さなお堂があるだけ。綾広の滝コースよりも道は急です。最後は御岳神社横からケーブルカーに沿った道を下り、調度停まっていたバスに乗って御岳駅へ向かいました。

(注)大岳鍾乳洞へは脇の道に入り、徒歩30分ほど。
この鍾乳洞は小学校の遠足で来たことがあります。その後山を始めてから、鍾乳洞近くのキャンプ場にてテント設営の訓練をかねて野営をしたことがあります。確かおばあさんが管理人でした。

写真1 綾広の滝 
写真2 大岳山山頂

    
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