山頂で会いましょう

トップへ戻る 登山の記録へ戻る

大峰山(八経ヶ岳)(奈良県)


近畿地方の最高峰(標高1915メートル)。修験道で有名な大峰山です。東京から関西地方はどうしても遠い。さらにこの山はルートが長いため、二泊三日で計画しました。
会社をお昼で退社。一旦家に寄って荷物を整えてから出発しました。
新幹線で京都へ。そこから近鉄に乗って橿原神宮前駅下車。近くのホテルに泊。東京を出た時間が遅かったためホテルに着いたのは夜でした。
翌日近鉄に乗って吉野方面へ。途中の下市口で下車して、バスに乗り換えます。バスは山深い道をさらに奥へ進む感じです。谷あいでは携帯電話は通じません。天川川合バス停で下車。バス停そばに駐在所(交番)があったため、登山口の位置を尋ねる。その際登山届を書かされました。
登山口から出発、尾根に沿って登ります。途中林道と交差しているところで休んでいると、一人の登山者がそのまま林道を進んで行くのを見かけました。呼びかけて、「登山道はこちらですよ」と案内をする。尾根から谷沿いを進んでいくと、途中道が不明瞭な場所があり、進むと道が消えていました。どうも道誤り。正規の道を探していると、先ほど出会ったおじんさもこらちに進んできました。「こっちは道じゃありませんよ」。やがて道を見つけてさらに進む。
先を進むと小学生?20人位の団体が登っているのと出会いました。少し先生と話し込む。20人もの子供を先導する先生も大変です。
途中から尾根が緩やかにになり、下りてきた登山者と会話。「先を歩いているおばさんは、百名山まであと二つと言っていました。歩いていけば追いつくと思いますよ」。登山者と別れて先を進む。途中から道は下りになって、驚くほど水か豊富な沢に出会いました。ここが「狼平」(おおかみだいら)で近くに避難小屋があります。そこで一人のおばさんに出会いました。先ほどの登山者が言っていた方です。
そこから反対側の峰に上がり、尾根沿いを進んでいくと本日宿泊の「弥山小屋」に到着。ここで一泊して明日下山する予定です。おばさん(青山よりずっと年配)も同時に到着。しばらく話し込んで、百名山の残りの山の話をしました。(おばさんさがまだ登っていな二つの山は、青山は既に登っていた)
夕食までに時間があるため、一旦荷物を置き軽身となって、先ほどのおばさんとここから近い大峰山の最高峰、八経ヶ岳に向かいました。一旦下って登り返せば山頂です。標識に自分のステッキを掛けて写真撮影。
山頂は宗教的な山の感じです。本日は曇っていて周りの景色は霞んでいました。反対側を見れば弥山と弥山小屋が見えます。
小屋へ戻ると、登りで出会ったおじさんも小学生の団体も到着していました。そして夕食。小学生たちは、持参したおかずを食べていました。
寝床は大部屋。翌日朝食を取らずに出発。下山は登りのルートをピストンです。そのおばさんと同時に小屋を出ました。話を聞くと、青山が乗り込むバスよりも2本も遅いバスに間に合えばいいとのこと。途中狼平を過ぎてから、おばんさの横を速足で追い越し早々に下山の歩を進めます。
登山口着。バスの時間があったため、川に沿って付近を散策。この辺りは天川村の中心で、川沿いにキャンプ場などもありました。
バス停で昨日出会ったおじさん(この方も青山よりはるかに年上)と再会。早いと思ったら、「行者環トンネル」口に下りて、そこから頼んでおいたタクシーでここまできたとか。行者環トンネルの方が、ここ天川口よりもルート的にはるかに短い。話し込んだ後、同じバスに乗る。下市口駅から近鉄の特急に乗り込み、大阪阿倍野橋へ。JR天王寺駅から新大阪経由で東京に戻りました。

写真1 弥山小屋     
写真2 八経ヶ岳山頂  
写真3 山頂の様子   
写真4 山頂から弥山 
写真5 山頂からの眺め

    
メール