山頂で会いましょう

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若草山・甘橿丘・葛城山・金剛山(奈良県・大阪府)


関西方面の山々を巡る旅。2014年のゴールデンウィークに出かけました。奈良と大阪のメジャー(名の知れた)な山に登りました。
京都から近鉄に乗って奈良へ。徒歩で若草山に向かいました。近鉄奈良駅から東大寺の方向に歩きます。奈良の町には、いたるところに鹿が沢山います。群れを作って車道を平気で歩いていました。やがて緑の芝に覆われた丘が見えてきました。ここが若草山です。
入り口で入場料を払って敷地に入りました。草の丘を登って、ほどなく山頂到着。眼下に東大寺他奈良の市街が望めます。今目の前にある景色は古代万葉の歌人が見ていたものと同じ?です。古代の人々の心情を思いました。
戻りは反対側から下りました。途中春日山に立ち寄ろうとしましたが、ここは神域(原生林に覆われた場所)で立ち入り禁止でした。
奈良は何度も訪れています。神社仏閣も多数尋ねています。今回は春日大社、初めて訪れた新薬師寺、そし東大寺。ゴールデンウィークとあって人で一杯です。東大寺の鏡の池には舞台が作られ「能」を演じていました。
奈良の国立博物館。多数の仏像が陳列されていたほか、企画ものとして鎌倉仏教美術の数々を展示しており、大変興味深かったです。予定時間をオーバーして大和八木駅へ。近くのホテルで泊。
翌朝橿原神宮駅へ。そこから徒歩で飛鳥の里を歩きました。まず甘橿丘(あまかしのおか)。名前の通り低い丘です。簡単に頂上へ。奈良盆地や大和三山が望めます。丘を下りて飛鳥寺の横を通り、石の構造物を尋ねながら歩きました。酒船石、有名な石舞台、橘寺の二面石、亀石、鬼の雪隠、鬼の俎(まないた)、最後に猿石。のどかな田舎の道を歩きました。ここ飛鳥の道の他、「山辺の道」、「葛城古道」なども歩いてみると良いですよ。青山はみな歩きました。
近鉄飛鳥駅に到着。電車で近鉄御所(ごぜ)駅へ。徒歩でロープウェイの葛城登山口へ。ロープウェイの横が葛城山の登山口です。大勢の登山者に混じって登山開始。
登山道はロープウェイに沿って続いています。ところどころでロープウェイが上っていくのが見えました。途中にいくつかの滝があります。水は豊富です。登山道は急ではありませんが、ところどころ木の根とかありますから足下注意。ロープウェイの山頂駅を通過して、葛城山山頂に到着。山頂は意外と広々しています。売店等もあります。ここは大阪府の最高峰です。しかし標高は1000メートルには満たない。
下山は来た道を戻る。ロープウェイ乗り場に到着。歩いてJR御所駅へ。そこから三郷(さんごう)駅へ。駅前のホテルに泊。
翌日は再びJRの御所駅へ。こちらにはタクシーが留まっておらず、近鉄の御在駅まで歩く。タクシーに乗り金剛山の麓の高天彦神社へ。以前葛城古道を歩いたときここに立ち寄り、その横から金剛山頂に続く道が伸びていました。今はその道は使われておらず、南に回りこんで登山口へ。登山開始です。
まったく疲れもなく上り坂もすいすい歩けました。山頂には神社がありました。金剛山なのに葛木神社です。山頂を示す標識がどこにあるのかわかりませんでした。(よく見ると、葛木神社の入り口に「金剛山頂」と書かれてありました)
下山は反対の大阪府側に回り、ロープウェイで下りました。ロープウェイを降りたところは車で一杯でした。そこからバスで富田林(とんだばしや)へ。近鉄に乗り大阪阿部野橋へ。
関西は低山だけど名のある山が多い。たびたび訪れたいところです。

写真1 奈良若草山     
写真2 春日山方向     
写真3 山頂への上り    
写真4 若草山頂上     
写真5 奈良の街を見下ろす
写真6 若草山三角点    
写真7 若草山の鹿     
写真8 春日山への道    
写真9 春日大社       
写真10春日大社の鹿   
写真11東大寺大仏殿   
写真12甘橿丘頂上     
写真13奈良盆地を望む  
写真14甘橿丘頂上付近  
写真15甘橿丘遠望     
写真16飛鳥 亀石     
写真17石舞台古墳     
写真18飛鳥 猿石     
写真19葛城山山頂     
写真20葛城山三角点   
写真21金剛山を望む   
写真22葛城山山頂付近  
写真23金剛山葛木神社  
写真24葛城山を望む    
写真25金剛山三角点    
写真26金剛山から     

ムービー1 奈良の鹿

ムービー2 春日山の清水

ムービー3 葛城山の滝1

ムービー4 葛城山の滝2

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