山頂で会いましょう

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草津白根山(群馬県)


火山と温泉で有名な草津の白根山です。2011年の12月に一度登ろうとしました。ロープウェイはスキーシーズンでもあるため冬期も運行しているのですが、たまたま定期点検で営業休止期間でした。仕方なく、スキー場の合間を縫って車の通らない車道を延々と歩きました。ロープウェイ山麓駅を過ぎて、曲がりくねった自動車道を登ります。山頂駅手前で暗くなり、戻ることにしました。草津の温泉宿に泊まり、翌日は草津土産を買ってバスで帰宅。
それから2年後、2013年12月に再度訪れました。
今回は予めロープウェイの運行状況を確認。前日草津の町を見学。有名な湯畑や西の河原公園(温泉が湧き出ている)を訪れました。前回と同じ宿に泊。今回は前泊。翌日に登山です。
朝早くバスセンターからタクシーを拾い、ロープウェイ山麓駅に向かおうとしましたが、途中の道路で通行止め。運転手さんによると、すぐに道を開けてくれるとのこと。しばらくして通行止め解除。山麓駅到着。ロープウェイは動いておりました。切符を買うところで、「湯釜の登り口まで車で無料送迎しますが、冬期のためそこから引き返します」とのこと。青山は登山に来たのだから、車で送ってくれなくても、一人で登る。今回湯釜ではなく、本白根(白根山最高峰)を目指すつもりでした。
ロープウェイを降り、その場でスパッツをはめストックを取り出すと、その先に一台のバンがありました。この車に乗れば湯釜(白根火山の火口湖)の下まで送ってくれるそうです。運転手のおじさんと立ち話した後、車に乗り雪道をしばらく進んで、湯釜の下(志賀草津道路のバス停があるところ)に到着。車には帰ってもらって、一人火口を登ります。
湯釜到着。実は小学校の林間学校でここまで来たことがあります。そのとき湯釜を見て驚いたのを覚えています。火口の水が濁った水色です。あらためて見た湯釜も雪の中、水色の水をたたえていました。あたりに人は皆無です。
湯釜を後にして、一旦ロープウェイまで戻り、更に先を進んで本白根を目指します。雪の中の登山道を進み、旧火口後を回り込みます。火口の淵から浅間山が望めました。さらに登ったところが、探勝路最高峰標高2,150メートルです。この先に本白根に通じる道はありません。火山性ガスの危険から通行止めなのです。(この火山性ガスのために事故が度々起きています) 雪に覆われた笹原の先に山頂が見えます。雪を踏み分けて進めば路がなくても行けるため、わざわざこの時期に来たのですが、中途半端に雪があり、笹が深いため道を進めません。何箇所か登れるルートを探りましたが、どうやら無理のようです。あきらめて引き返しました。(もっと雪が深ければ恐らく登れたと思います)
またロープウェイまで戻り下山。帰りは草津の町まで車道を歩きました。
注:白根火山ロープウェイは、火山噴火の影響で2018年に廃止になりました。

写真1 草津湯畑      
写真2 西の河原公園   
写真2 草津温泉街    
写真4 ロープウェイから 
写真5 草津白根山1   
写真6 草津白根山2   
写真7 湯釜        
写真8 噴火口跡     
写真9 浅間山を望む  
写真10探勝路最高地点
写真11本白根山    

ムービー1 草津 湯畑1

ムービー2 草津 湯畑2

ムービー3 西の河原公園

ムービー4 噴気地帯

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