山頂で会いましょう

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上州武尊山(群馬県)


「ほたかやま」と読みます。北アの穂高と同じ読みなので、前に「上州」を付けています。この「武尊」、日本武尊(やまとたけるのみこと)を意味するらしい。ここは関東でも雪深いところです。
2012年に一度登ろうとしました。ここはあまり交通の便がよくない。バスもありません。ということで恵那山に引き続き奥の手を使います。自転車使用。
自宅から一番近いJRの駅まで自転車をこいで向かいました。そこで自転車をたたみ、袋に詰めて電車に乗ります。湘南新宿ラインを利用して群馬県の高崎まで。電車を乗り継いで上越線の水上駅へ。ここは何度か登った谷川岳の登山口です。駅から見た谷川岳は雪で真っ白。もう11月でした。昨年の今頃は新潟県の巻機山に登りましたが、雪は全くありませんでした。同じ時期でも年によって雪が降る降らないは変わります。
水上駅からタクシーを利用して、登山口の「裏見ノ滝」まで。ここで自転車を降ろして登山開始。
しばらく林道が続きます。やがて登山道に入りました。途中の分岐を左に入ったところから雪が出てきました。登るにつれて雪が深くなります。もちろんアイゼンなどの雪山装備はなし。しばらく尾根道を進んでみましたが、途中雪がついた登りを越えられず、そこでUターン。裏見ノ滝(注)まで戻って滝を見学してから、留めてあった自転車にまたがり水上駅まで戻りました。
2013年10月
今度は前回より一月早い10月。同じように登山口までタクシーを利用。自転車を降ろして登山開始。今回はまだ雪はありません。前回と同じルートで尾根に上がる。手小屋沢避難小屋を過ぎて、その先は、ロープやクサリを使った岩登りが何箇所かあります。尾根を登りきるとその先は穏やかな草原の道。他にも大勢の人が登っています。10月。しかも曇っていて寒空。皆はウインドウブレイカーを羽織っていますが、青山は半袖のシャツ一枚。他の人から「寒くないですか?」と声を掛けられました。やかで平坦な山頂に到着。曇っていて視界なし。写真撮影後下山。
クサリ場は危険ではありませんが、人が大勢いる場合は注意しながら。もちろん上りと下りは譲り合って。中には下りがまだ降りていないのに上ろうとするマナー違反者がいたので注意しました。
登山口へ戻ってからは前回と同じように自転車にまたがりました。坂道を下り、バス通りを車と一緒に走り、利根川の源流である藤原湖と藤原ダムを通過し、電車の線路を越えて、ようやく水上駅まで。道は下りだけではありません。上り坂もありました。
駅で自転車を袋に詰める。袋がギリギリの大きさのため、最初は詰めるのに手間取りましたが、慣れれば早い。電車を乗り継いで最寄の駅まで。そこからは再び自転車にまたがり自宅までこぎました。
(注)裏見ノ滝は、各地にあります。”恨み”ではなく、滝の背後に回って裏から見ることができる滝という意味です。

写真1 武尊山山頂 
写真2 三角点    
写真3 山頂の様子1
写真4 山頂の様子2

ムービー1 裏見ノ滝

ムービー2 裏から見た滝

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