山頂で会いましょう

トップへ戻る 登山の記録へ戻る

吾妻連峰(一切経山・西吾妻山)(福島県・山形県)


吾妻連峰は福島県から山形県に続いている2000メートル級の峰々です。最高峰は西吾妻山ですが、できれば福島県側から登り、西吾妻山まで縦走したかったのですが、それはまた次回にして、時間の関係から今回は福島県側の一切経山と山形県側から西吾妻山を登ることにしました。
まず新幹線で福島駅へ。駅前から浄土平行きバスに乗り込みました。バスには新人のバスガイドさんが乗り、道々周辺の案内をしたり、歌まで歌ってくれました。
浄土平着。駐車場にはたくさんの車が。夏休みの真最中ということもあり人も大勢出ていました。見ると一切経山が噴煙を上げています。後ろは、吾妻小富士の登りが続いています。ここは典型的な火山地帯です。
まず遊歩道の中を歩き、一切経山の登山口へ。南側から登ります。途中から右の道を辿り、一切経山の急坂を登ります。平坦な場所を経て山頂到着。
見下ろすと浄土平の駐車場と吾妻小富士が大きな火口を開けて見えました。吾妻小富士の裾野に沿って自動車道(磐梯吾妻スカイライン)があり、そこをバスが下っていくのが見えました。とても雄大な景色です。
さらに山頂を越えたところから、青い水を湛えた五色沼が見下ろせました。沼の淵まで降りて、さらに縦走路を進んでみました。バスの時間もあり、途中で引き返す。
浄土平に戻って今度は吾妻小富士に登りました。登りつめると巨大な火口が口を開いていました。とりあえず火口の縁を巡って最高地点まで向かい引き返しました。帰りは浄土平からバスに乗って福島駅に戻る。帰りのバスではガイドさんはいませんでした。
福島市内のホテルで泊。時間があったので市内の信夫山に登って福島市内を見下ろしました。その日の夜は市内を流れる阿武隈川の淵で花火を打ち上げていました。
翌日、奥羽本線の各駅停車で米沢へ。普段は新幹線で通るところですが、途中の「峠駅」で立ち売りのお餅販売があったのには驚きました。次にこの路線に乗る際は、買ってみようと思いました。(注)
米沢駅でバスに乗り換え、白布温泉方面に向かいます。終点で降り、湯元駅からロープウェイとリフトを乗り継いで、天元台高原に上がりました。リフトの終点北望台から登山開始です。
リフトで前のゴンドラに乗っていたおじさんとおばんさの夫婦?を簡単に追い越して一人たんたんと登ります。やがて、尾根に上がりました。左へ行けば昨日登った一切経山まで縦走でき、浄土平に下れますが、今回は右に向かいました。その先は木道の道。岩の登りを経て、天狗岩に到着。途中の西吾妻小屋を経て、吾妻連峰最高峰西吾妻山の山頂到着。山頂は樹林の中で展望なし。隣に西大巓がありますが、向こうの方が高く見えました。
帰りは来たルートを戻る。早々と下山。途中岩場を過ぎたところで、リフトで仲むつまじかった(リフトは二人乗り)おじさんとおばんさの夫婦に出会いました。これから山頂まで登るそうです。
ロープウェイで湯元駅まで下りましたが、バスの時間があったため、湯元駅で案内してもらった近くの日帰り温泉で汗を流しました。
米沢駅着。新幹線は調度お盆の帰省と重なり満席。自由席のため東京まで立ちっぱなしでした。
(注)その後仕事を利用して米沢を訪れた際この餅を買いました。ネットで調べると割と有名みたいですが、新幹線に乗ると分かりません。

写真1 浄土平の湿原     
写真2 吾妻小富士を見下ろす
写真3 一切経山山頂     
写真4 一切経山山頂付近  
写真5 五色沼を見下ろす   
写真6 五色沼          
写真7 一切経山の噴煙    
写真8 吾妻小富士の火口  
写真9 吾妻小富士登り口   
写真10信夫山から福島市内 
写真11天元台のリフト     
写真12吾妻神社        
写真13西吾妻小屋      
写真14西大巓         
写真15西吾妻山山頂     

ムービー1 一切経山の噴煙

ムービー2 吾妻小富士

メール